歯茎が下がっていても矯正治療が出来ますか?

歯茎が下がってしまった方の矯正治療

 

成人の方で歯茎が下がってしまっている方は、そのまま矯正治療をする事はお勧めしておりません.

 

歯茎が既に下がってしまっている方はまずは歯ぐきの再生治療を行って、歯茎を回復させてから矯正治療を行う事をお勧めしております.既に歯茎が下がってしまっている場合はそのまま矯正治療を行う事でさらに歯茎が下がってしまう可能性があります.

 

歯茎が下がってしまうと歯周病の炎症を起こすリスクが高まってしまいますので、矯正治療中に問題を起こしてしまうかもしれません.


矯正前に歯ぐきの再生治療を行うケース

歯茎が下がってしまったときの矯正治療
歯茎が下がったときの矯正治療

矯正モニター治療を検討されている方は、歯茎の状態も確認してください。歯茎が下がってしまっている場合、矯正治療を行う事でさらに歯茎が下がってしまう事があります.特に歯茎が薄い方の場合は歯茎がさらに下がりやすい状況と言えます.特に成人の方が矯正治療を行う場合は歯茎が下がりやすいので要注意です.

 

お写真のようなケースでは、矯正治療前に歯茎の再生治療を行う必要があります.

歯茎の再生治療
歯茎の再生治療

歯茎を再生させて回復し、歯茎の厚みを増した状態。歯茎が下がらないように歯茎の再生を行って歯茎を回復させて厚みを増して歯茎が下がりにくいようにしました。

 

この状態の歯茎でしたら歯茎が下がりにくくなります.ただ、歯を支えている骨もないため、歯を抜かずに治療をする場合,増骨矯正法が必要になります.

 

矯正治療と歯茎の退縮に関するページ

 

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839


~矯正治療を行う際の注意~

 

ご存知の方も多いと思いますが、矯正治療は保険外診療となります。モニター料金で全体的の矯正治療を行う場合、検査代3万3千円(税込)と矯正費用総額¥437,800-(税込)がかかります。また、増骨矯正治療をする場合は、骨の必要な量によって料金が変わります。上下片側の増骨料金は11万円(税込)となります。歯茎の再生治療は、1〜3本で7万7千円(税込)かかります。

  

また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。

 

 

~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。

 

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。